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記念品、本日発送!

たまわーるラリーの記念品発送の問い合わせ電話を何本かいただきました。
長らくお待たせしてしまい、申し訳ございませんでした。
本日、福袋、チケットホルダーともにお送りしました。
早ければ明日到着することでしょう。

福袋は、中に入れたグッズの組み合わせによって14種類もありました。
絵はがき、展覧会招待券の組み合わせも入れると、その数はもっともっと増えます。

その一つをお見せしましょう。

福袋見本

右上は、武蔵野市立吉祥寺美術館からご提供いただいたタオルハンカチですが、色はこれ以外に茶、白、黄緑、深緑、青がありました。
この写真のベビーピンクは、女性のみにお送りしました。
ほかに、同一住所の方々には違う種類の福袋にするなど工夫しましたよ~。
開けてみてご満足いただければ、事務局としても嬉しいです。

袋を開けると、こんな具合です。

福袋パッケージ

紙袋にグッズのパッケージを入れず、パッケージにくるみました。
素敵な紙袋なので、なるべく無傷の状態でお届けしたかったのです。

参加者の皆様のお手元に無事届きますように・・・
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たまわーるラリー 福袋のグッズ紹介 ~その12

昨日に続き、異色の絵はがきを紹介しましょう。
2枚とも多摩美術大学美術館から提供していただいたものです。

多摩美・絵はがき

ここに写っているのは誰でしょう?
多摩美術大学と深い縁がある方ばかりです。

左の絵はがきは両名ともに故人ですが、日本の美術評論史上に名を留める瀧口修造氏(左)と東野芳明氏(右)。
東野氏は同大の名誉教授を務めました。
また瀧口氏のご遺族が寄贈した約1万点もの資料をもとに、同大に「瀧口修造文庫」が設立されました。

右の絵はがきは、安齋重男氏。
同大の美術学部絵画学科の客員教授です。
現代美術の現場を撮影するアートドキュメンタリストとして知られていますが、この絵はがきはその仕事風景ですね。
舞台は、多摩美術大学です。

何とも貴重なスナップ写真。
多摩美術大学の絵はがきは、これらを含め全部で20種類もあります。
福袋には6枚ずつお入れします。
ポスターのデザイン、アーティストのプロジェクト現場、教官の制作風景等々。
珍しいものばかりです!

たまわーるラリー 福袋のグッズ紹介 ~その11

福袋には15枚の絵はがきが入っています。
どの館のどんな絵はがきか、組み合わせは袋によって少しずつ異なります。

絵画、版画、デザインなどアート系が中心ですが、中に1枚毛色の変わったものが・・・?
それは、パルテノン多摩の「多摩ニュータウン今昔」というシリーズです。
これは、多摩市唐木田在住の大石武朗さんが撮影された写真によって、多摩ニュータウンの開発前後を紹介するものです。

例えば、桜の名所、宝野公園付近の今昔。

多摩ニュータウン昔 多摩ニュータウン今

左は1966(昭和41)年に撮影、農作業用のリヤカーが見えます。
右は2001(平成13)年に撮影、整備された公園での花見風景。

絵はがきは、このような昔の写真、同じアングルから撮影した現在の写真のほか、撮影地点の地図も付いているので、変化の様子が一目瞭然。
この地域に長年住んでらっしゃるならば、失われてしまった風景に懐かしさを感じることでしょう。

武蔵野市立吉祥寺美術館「100かいだてのいえのひみつ」展

武蔵野市立吉祥寺美術館で今、楽しい展覧会が開催されています。

音や光を使った参加型の作品で世界的に活躍する、メディアアーティスト・岩井俊雄さん。
愛娘の誕生をきっかけに「いわいさんちのパパ」として手作りのおもちゃや遊びを精力的に生み出し、紹介するようになりました。

岩井さんが初めて手がけた本格的な絵本『100かいだてのいえ』をテーマにしたのが、この展覧会です。
この絵本は、縦に開いて上から下へページをめくるユニークな形をしています。
100階建ての家の住人から手紙をもらった主人公が、家のてっぺんめざしてどんどん上に登っていくというお話。
10階ごとに違う動物が住み、次は何が現れるか、ページをめくるのもわくわく。

絵本作りとその背景にある岩井さんちの遊びから、ものづくりの連鎖と広がりを紹介する本展は、手作りの魅力がたくさんつまっています。

また、本展の開催期間中、近くの井の頭自然文化園で、絵本に登場する動物が生体展示や標本、映像などを通して紹介されます。 
岩井さんは井の頭自然文化園の近隣にお住まいで、ここに通って動物たちを観察しながら構想を温めたそうです。

ところで、この展覧会の招待券(2枚一組)、一部の福袋の中に入っています。

100かいだてチケット

というわけで、本日のブログのカテゴリは、福袋にするか展覧会にするかちょっぴり悩みました。

★「『100かいだてのいえ』のひみつ」展の情報は、ここをクリック

たまわーるラリー 福袋のグッズ紹介 ~その10

福袋の袋詰め作業がほぼ完了!
次回展覧会の招待券を提供してくださる館があり、それが刷られ次第届くのを待っているところです。

本日は、福袋の希少グッズを紹介しましょう。
美術館のミュージアムグッズの福袋ということで、絵はがきや文具が中心ですが、食料品も入ってるんです。
それは蜂蜜、しかも多摩産です。

3年前より、多摩美術大学美術館の屋上で「多摩センターミツバチプロジェクト」が市民によって推進されています。
蜂蜜は、このプロジェクトの巣箱で採蜜されたものです。
街中のビルの屋上での養蜂は、その街の自然環境をはかるバロメーターになります。
またこの活動は、大きな意味での文化と芸術活動につながると考えられています。
多摩ミツバチ
この蜂蜜が入っている福袋は、全体の約1割です。
袋を開けてこれが入っていたら、それは吉兆?
多摩地産の蜂蜜をじっくり味わってください。

たまわーるラリー 福袋のグッズ紹介 ~その9

たまわーるラリーの福袋は、中身だけでなく袋にもこだわります。

町田市立版画・袋オレンジ

町田市立国際版画美術館のオリジナルグッズです。
モチーフは、17世紀末にアムステルダムで刊行されたヤン・ルイケン、カスパール・ルイケン父子の銅版画集『職業図鑑』より引用した「活版印刷」。
工房で制作する職人たちの姿や道具がデザインされています。
版画を専門とする美術館らしい選択ですね。
下は、さりげなく英語の館名が。
美術館らしい、上品で落ち着いたデザインです。
色は、他にブルー基調のものがあります。

デザインだけでなく、実用的なのも自慢です。
A4サイズの書類がすっぽり入るサイズ、コーティングされているので丈夫です。
学芸員のTさんも出張などに愛用されているとか。

こんな凝った紙袋、欧米の美術館でも見たことがないような気がします。

たまわーるラリー 福袋のグッズ紹介 ~その8

先週、ラリーにご参加いただいた方から「福袋と認定証はまだですか」という問い合わせのお電話をいただきました。
2011年になって早くも10日余りが過ぎ、応募ハガキを出してくださった方は、記念品を待ちわびていらっしゃることでしょう。
お待たせして済みません、もう少しお待ち下さい。
今月中にはお手元に届くように作業を進めております。

これから紹介するのは福袋の一品、東京富士美術館のオリジナルグッズ「砂絵」です。

東京富士・砂絵

北斎お馴染みの作品、赤富士とは縁起のいいグッズでしょう。

最近大人の間で塗り絵が人気と聞きましたが、これも童心に返って楽しめそうです。
根気もいりそうで、完成したら達成感が味わえるのでは・・・?

ただし、これは全部の袋に入っていません。
絵はがき、一筆箋、メモ用紙、風呂敷、展覧会招待券(入場券)は全部の袋に入ってますが、その他のグッズは開けてみてのお楽しみ。
これぞ福袋の醍醐味でしょう。

本日より、小平市平櫛田中彫刻美術館で「新春展示」開催

久しぶりに展覧会の案内をいたします。
本日より始まった小平市平櫛田中彫刻美術館の「新春展示」は、3月13日(日)まで開催されます。

明治5年、岡山県後月郡西江原村(現在の井原市西江原町)に生まれた平櫛田中は、22歳で木彫作家を志し、大阪の人形師・中谷省古に弟子入りしました。
人形職人として修行を始めたこともあってか、田中は創作人形に関心を持ち、収集をしていたようです。

本展では、このような平櫛田中コレクションの中から、人間国宝で創作人形の分野を拓いた堀柳女(ほりりゅうじょ)、野口園生(のぐちそのお)を始めとする創作人形などを展示します。
下の作品は、野口園生(女性作家です)の「寒月」です。
創作人形の持つ表情の豊かさをお楽しみください。

寒月

2月2日(水)から3月13日(日)の間は、田中が制作した『内裏びな』も展示されるそうです。
桃の節句の頃行くのもいいですね。

ぐるっとパスで、たまわーる

映画、演劇、コンサートなどに比べると、ミュージアムの入館料は格安です。
また、都心よりも多摩地区のミュージアムの入館料は抑えられています。
例えば、武蔵野市立吉祥寺美術館の入館料は100円! 

ほかにもありますね。
「どこも良いけど青梅美術館は素晴らしいです。外の風景も。価格安いし。」(Oさん)
お財布にやさしく、心が豊かになって、ゆっくりくつろげて、とても得した気分になれます。

とは言っても、複数の館をまわるのは大変です。
「時間と交通費がけっこうかかり、青梅の方はあきらめました。」(Iさん)

そこで便利なのが、都内の美術館・博物館や動物園・水族園などに無料、または割引で入場できる「ぐるっとパス」。
2010年度版は、70ヶ所で使用できました。
「5ヶ所で、ぐるっとパスを使用させて頂きました。」(Wさん)
と、上手に活用された参加者もいらっしゃいます。
ちなみに、たまわーるラリーの参加館で「ぐるっとパス」が使えるのは、ちょうど半分の6館でした。

「ぐるっとパスでミュージアムめぐりをしていて、初めてたまわーるラリーのことを知りました。」(Sさん)
このようなご報告を他の方からもいただきました。 

最近、共通券や相互割引制度を採り入れるミュージアムが全国各地で増えています。
これらを大いに利用して、ラリーに参加して記念品をゲット、なんて、ミュージアム利用の達人ですね。

お気に入りのミュージアム

2011年になって初めてのブログです。
昨年に引き続き、たまわーるラリーに参加していただいた方のご感想を紹介いたします。

「美術館のそれぞれの顔が見えて大変おもしろかった。次のどのシールを貼ろうと目標が立てられ、館を回るたのしみができた。多摩をグルリとよ~くアートに親しみ回りました!!」(Yさん)
Yさんがおっしゃるように、12館は立地、規模、建物、コレクションなど各館様々です。
ラリーでまわるうちに、各館の個性を感じられたことでしょう。

「今回のラリーをきっかけに新たな美術館を知ることができ、又すてきな作家と出会うことができました。」(Tさん)
「若い人達の生き生きとした作品から巨匠のどっしりと存在感のある労作まで・・・ 楽しく接することができました。」(Yさん)
昭和の画壇の重鎮作家から、これから活躍が期待される若手アーチストまで、またジャンルも日本画、洋画、版画、彫刻、立体作品等々、バラエティ豊かな作品を鑑賞されたことでしょう。

「夢美術館は楽しい楽しい美術館でしたし、他の大小の美術館もそれぞれ個性があってうれしく楽しくまわりました。」(Oさん)というように、まわるうちにお気に入りのミュージアムができた方もいるようです。

「東京富士美と府中市美、小平平櫛田中美は特に美しく、見ごたえがあって素晴らしかった。」(Sさん)
「芸術家の住まいだった小平の彫刻美術館や青梅の玉堂美術館では、作品だけでなく、作者の人柄も想像され、とても感銘しました。」(Kさん)
「青梅美術館、最高でした。広くて風景もいい。又行きたいですね。」(Oさん)
‘マイ・ミュージアム’として、時期を変えて一年に何度も通っていただけると嬉しいです。

「多摩美術大学美術館では学芸員の方より御説明をたまわり大変有難く思いました。」(Iさん)
曜日や時間によって、学芸員によるガイドツアーなどを催す館も多くあります。
作品だけでなく、このような形で館の方と触れ合う機会がもてることもミュージアム巡りの楽しさですね。