
南桂子展 ~武蔵野市立吉祥寺美術館
|Posted:2011/08/30 14:15|Category : 展覧会情報|
8月20日より、武蔵野市立吉祥寺美術館で「南桂子展 時をこえて刻まれた想い・まなざし」が始まりました。
今年生誕100年を迎える南桂子(1911-2004)は、銅版画家です。
夫は浜口陽三。吉祥寺美術館には、彼の記念室があり、常時その作品に接することができます。
夫妻は1954年から約30年間をパリで、1982年から1996年までサンフランシスコで過ごしました。
南桂子の作品に繰り返し登場するモチーフは、少女、城や水辺、鳥や木々など。
異国情緒や物語性に富む作風は、長い海外生活と、若き頃壷井栄(「二十四の瞳」が有名ですね)に師事し、童話を学んだからでしょうか。
また、谷川俊太郎の詩集等の挿絵家としても知られています。

「2匹の魚」 「ロータリー風景」
繊細な線で彫られた詩情溢れる作品は、ニューヨーク近代美術館のクリスマスカードや、ユニセフのグリーティングカードに採用されたこともあります。
吉祥寺美術館のショップでも、絵はがきを始め、一筆箋、クリアファイルなど関連のグッズを揃えてますよ。
本展では、銅版画を中心に油彩画、デッサン、原版など約170点を前期・後期にわけて展示します。
節目となる時代別に再検証し、版画家・南桂子の姿を浮き彫りにします。
また、本展にあわせて実施された同館所蔵の原版調査によって、様々な工夫や制作に至るまでの緻密なプロセスを垣間見ることができそうです。
徐々に朝晩の空気に冷気が含まれ、秋の気配が忍び寄るこの頃。
こんな季節の変わり目、南桂子が生んだ清明な世界に浸るのにぴったりのような気がします。
★詳細は、こちらをクリック
今年生誕100年を迎える南桂子(1911-2004)は、銅版画家です。
夫は浜口陽三。吉祥寺美術館には、彼の記念室があり、常時その作品に接することができます。
夫妻は1954年から約30年間をパリで、1982年から1996年までサンフランシスコで過ごしました。
南桂子の作品に繰り返し登場するモチーフは、少女、城や水辺、鳥や木々など。
異国情緒や物語性に富む作風は、長い海外生活と、若き頃壷井栄(「二十四の瞳」が有名ですね)に師事し、童話を学んだからでしょうか。
また、谷川俊太郎の詩集等の挿絵家としても知られています。


「2匹の魚」 「ロータリー風景」
繊細な線で彫られた詩情溢れる作品は、ニューヨーク近代美術館のクリスマスカードや、ユニセフのグリーティングカードに採用されたこともあります。
吉祥寺美術館のショップでも、絵はがきを始め、一筆箋、クリアファイルなど関連のグッズを揃えてますよ。
本展では、銅版画を中心に油彩画、デッサン、原版など約170点を前期・後期にわけて展示します。
節目となる時代別に再検証し、版画家・南桂子の姿を浮き彫りにします。
また、本展にあわせて実施された同館所蔵の原版調査によって、様々な工夫や制作に至るまでの緻密なプロセスを垣間見ることができそうです。
徐々に朝晩の空気に冷気が含まれ、秋の気配が忍び寄るこの頃。
こんな季節の変わり目、南桂子が生んだ清明な世界に浸るのにぴったりのような気がします。
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