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「十二支の世界」展 ~青梅市立美術館

明日からの三連休、年賀状作成にいそしむ方が多いのでないかと思われます。
年賀状と言えば、干支のデザインがつきものです。
デザインのアイデアに行き詰まったら、美術館に行ってリフレッシュしませんか。

青梅市立美術館では現在、十二支をテーマにした展覧会を開催しています。
青梅市は今年、市制施行60周年、つまり「還暦」を迎えました。
干支(十干十二支)が一巡し、青梅市が誕生した年の干支に戻ったわけです。
それに因み、十二支が登場する作品を集結させました。

動物たちの持つそれぞれのイメージから、十二支は、
子孫繁栄、五穀豊穣など吉兆の象徴として、美術作品のモチーフによく選ばれています。
来年の干支を探してみましょう。
ありました!
敷物の中とはいえ、この龍は躍動感に溢れ、飛び出してきそうですね。

龍の敷物
 妹尾正彦『龍の敷物』

この絵、どこかで見たことあるような・・・?
そうです、現在「たまわーるWEB美術館 多摩空想美術館」にも「出品」されているのです。
来年の主役ということで、美術館の展示室のみならず、
バーチャルの世界にもお出ましいただきました。

美術館とともに、WEB美術館にも是非ご訪問ください。
第2回投票は、今年いっぱい受け付けております。
プレゼントが当たった方は、2012年、きっと良い年になるでしょう。

★本展の詳細はこちらをどうぞ 

★「たまわーるWEB美術館」はこちらです
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「石子順造的世界」展 ~府中市美術館

府中市美術館で、毛色の変わった展覧会が開催されています。

石子順造(1928~1977)という名を聞いたことがありますか?
美術評論に軸を据えつつ、マンガ、演劇、芸能、
果ては誰も気にとめない「ガラクタ」の類にまで論の対象を広げた評論家です。
彼は、「表現」と呼ばれる領域を、生活者のレベルから具体的に捉えようと試みました。

本展は、美術館としては例外的に、そんなひとりの評論家を取り上げた画期的な企画です。
多岐にわたるその視点を紹介するとともに、
石子の眼を通じて1960年代から1970年代にかけての、
ひいては日本の文化を眺め、見直そうとしています。

マンガ、ポスター、招き猫、大漁旗・・・
展示会場は、まがまがしくもパワフルです。
日本美術事件史(?)に名を留める、赤瀬川原平の「大日本零円札」もあれば、
つげ義春の伝説の作品「ねじ式」の原画全一話分が初公開されるなど、
見逃せないものがいっぱい。

アングラ映画の上映や、評論家、詩人、学者等によるトークイベントなど、
関連のイベントも興味深いですね。

来年1月、人気映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編が封切りになりますが、
昭和40年代ならば、この展覧会。
あまりにまじめ過ぎた野次馬の軌跡をたどり、
猥雑だったあの頃の雰囲気に浸りましょう!

★本展の詳細は、ここをクリック

記念品のエコバッグです

たまわーるラリー2011の記念品は2つあります。
一つは、先日お見せした「ミュージアム・ダイアリー」。
あれは、シールを10枚以上貼られた方を対象にしたものです。

今日お見せするのは、エコバッグ。
こちらはシール5枚以上貼られた方にも差し上げる記念品です。

エコバッグにどのようなものを求めますか?
素材?
サイズ?
デザイン?
たまわーるラリー2011のオリジナルエコバッグの特徴は、
「丈夫でシンプル、手頃な大きさ」でしょうか。
エコバッグ1 エコバッグ

色は生成。
お馴染みの輪っかから、これまたお馴染みのネコが手を広げ、肉球を見せてます。
その下は、やはりお馴染みの「たまわーる」のロゴ。
裏は無地です。
ネコマークを見せるのが気恥ずかしくても、表を隠せばお仕事にも使えます(?)。

素材はキャンバス風ポリエステル。
とても丈夫で、袋詰めのじゃがいもを入れても安心。

サイズはA4の書類が入ります。
マチが約10cmもあるので、図書館に持って行くのもいいかもしれません。
筆者はエコバッグを多数持っているのですが、
このサイズのエコバッグがないことに気づきました。

抽選に当たった方、是非このエコバッグを持ってミュージアムにお出かけ下さい。
館内でネコマークのバッグを持った人をお見かけしたら、
それは、たまわーるラリーの同士ですね。


たまわーるWEB美術館第1回投票から

11月に実施した「第1回たまわーるWEB美術館」にご投票いただき、
ありがとうございました。
現在、投票結果の取りまとめと当選者へのプレゼント発送の準備を進めているところです。

投票の際、選んだ理由や、その画像にまつわる思い出も記入していただきました。
既に実物の作品に接した方もいれば、
これからという方もいらっしゃるようです。

はけの森バラ 
中村研一『バラ(絶筆)』(小金井市立はけの森美術館)

「昨年訪れた際に、この絵もしくは同様の薔薇の絵を観ました。
薔薇の花が好きなこともあり、印象に残りました。」(Fさん・女性)

見る季節や時間、あるいは見る時の気分や体調によって、
同じ絵でも全く異なる印象を受けることがあるものです。
「私のお気に入り」を決めて、繰り返しご鑑賞ください。

平櫛鏡獅子 
平櫛田中『鏡獅子』(小平市平櫛田中彫刻美術館)

「田中翁の代表作である鏡獅子は国立劇場のは何度も見ているので、
是非この作品も見てみたいと思っています。」(Tさん・女性)

平櫛田中彫刻美術館に展示されている鏡獅子は、国立劇場のそれよりは
小さ目のサイズですが、迫力は変わりません。
是非美術館に足をお運びください。

現在「第2回たまわーるWEB美術館」にて投票を受け付けております。
お好きな作品に対する思いを綴って、是非投票にご参加ください。

★「たまわーるWEB美術館」はこちらです

「たまわーるWEB美術館」本日更新、投票してね!

本日「たまわーるWEB美術館」を更新しました。
先月は、「わが館の自慢」というテーマで、コレクションを始め、施設や活動など、
多摩のミュージアム13館のご自慢を披露しました。

第2回は「多摩空想美術館」。
参加館の所蔵作品を制作年を軸に並べてみました。
すると、偶然桜の絵画と梅の絵画が隣り合わせになりました。
裸婦を描いた絵画が3点ありますが、三者三様。

No.6とNo.8は、東西の貴婦人対決!
どちらも油彩ながら、司馬江漢(No.8)は日本独自の製法による絵の具を使ったため、
質感が全く異なりますね。

実際の展覧会ではなかなか見ることができない取り合わせを楽しんだら、いざ投票!
展覧会の招待券等を抽選でプレゼントします。
投票は1点のみ、そして1回限りです。
よろしくお願いします。

★たまわーるWEB美術館は、こちらから