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「版画でつくる-驚異の部屋へようこそ!」展 ~町田市立国際版画美術館

芸術の秋、町田市立国際版画美術館で「脳に効く」展覧会が始まりました。
2年前に開催され、好評を博した「驚異の部屋へようこそ!」展の第二弾です。
展示室に集められたのは、人体解剖図、妖気を放つ植物図譜、怪異な空想の生き物など約200点!

ところで「驚異の部屋」とは何でしょう?
15~18世紀のヨーロッパの王侯貴族たちは、世界各地より珍しい貝殻や動物の剥製、鉱物・植物の標本、
宝石や絵画などを集め、それらで部屋の天井から壁までぎっしりと埋め尽くし、客人に披露しました。
それはドイツ語で「ヴンダーカンマー(驚異の部屋)」と呼ばれ、ミュージアムの起源とされています。
好奇心に任せ、収集することに囚われた彼ら、今日のオタクの元祖と言えそうです。

本展は、この「驚異の部屋」の精神にならい、その雰囲気を版画で構築したものなのです。

骨格     夜の女王

<左>ゴーティエ=ダゴティ『人体構造解剖図集』より「骨格(側面)」
<右>「夜の女王」(R.J.ソーントン編『フローラの神殿』より) 

版画だけで往時の「驚異の部屋」を再現することはなかなかできませんが、
版画の世界の広さ、奥深さを垣間見せてくれる変り種が多く展示されています。
きっと見る人の好奇心や想像力を刺激し、脳が活性化されることでしょう。

描かれた事物の珍奇さに目を奪われそうですが、
版画作品の精緻な技法、美しい多色刷りの素晴らしさも味わってくださいね。

★同展の詳細はこちらをどうぞ


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