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江戸切子展 ~町田市立博物館

現在町田市立博物館で「江戸切子-日本のカットガラスの美と伝統-」展が開催されています。

江戸切子(えどきりこ)は、江戸末期に江戸で製作が始まったガラス細工。
国や東京都の伝統工芸品に指定されている、地域が誇るブランドです。
現在でも江東区を中心に職人さんたちが、ぐい呑み、ワイングラス、皿、花器など、
魅力的な製品を作り続けています。

本展は、江戸時代から現代にいたる日本の切子、その源流にあたるヨーロッパのカットガラス約250点とともに、現代の切子の工具も紹介しています。

デカンター、リキュールグラス 岡本一太郎
 リキュールグラス、デカンター                 岡本一太郎『切子緑被鉢』

ヨーロッパからもたらされたカットガラスをお手本に、手作業でガラスを削った黎明期。
明治に入るとヨーロッパから招聘された技術者エマニエル・ホープトマンによって、
回転工具によるカットの技法が伝えられ、ホープトマンの弟子の中から、
日本の切子産業を支える職人たちが育っていきます。
大正時代以降、技術革新や産業構造の変化にともないカットガラスの生産は一段と拡大。
昭和前期には、アール・デコ様式を思わせるモダンなデザインの色被せカットガラスの食器類が人気を博すようになりました。

こんな歴史を経て、今日もその技が脈々と受け継がれている江戸切子。
カットはもちろん、色も形にも粋を感じます。

今週末、29・30両日に江戸切子職人の方々の指導のもと、
小さなガラス器に文様を彫る体験講座「はじめてのカットガラス」が開催されます。
手のひらサイズの透明ガラスのトレイや皿・ボウルの底に、簡単な菊花文を彫ります。
興味のある方は是非ご参加ください。

★体験講座は、11月も開催されます。詳細はこちらをどうぞ


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