
「石子順造的世界」展 ~府中市美術館
|Posted:2011/12/15 15:40|Category : 展覧会情報|
府中市美術館で、毛色の変わった展覧会が開催されています。
石子順造(1928~1977)という名を聞いたことがありますか?
美術評論に軸を据えつつ、マンガ、演劇、芸能、
果ては誰も気にとめない「ガラクタ」の類にまで論の対象を広げた評論家です。
彼は、「表現」と呼ばれる領域を、生活者のレベルから具体的に捉えようと試みました。
本展は、美術館としては例外的に、そんなひとりの評論家を取り上げた画期的な企画です。
多岐にわたるその視点を紹介するとともに、
石子の眼を通じて1960年代から1970年代にかけての、
ひいては日本の文化を眺め、見直そうとしています。
マンガ、ポスター、招き猫、大漁旗・・・
展示会場は、まがまがしくもパワフルです。
日本美術事件史(?)に名を留める、赤瀬川原平の「大日本零円札」もあれば、
つげ義春の伝説の作品「ねじ式」の原画全一話分が初公開されるなど、
見逃せないものがいっぱい。
アングラ映画の上映や、評論家、詩人、学者等によるトークイベントなど、
関連のイベントも興味深いですね。
来年1月、人気映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編が封切りになりますが、
昭和40年代ならば、この展覧会。
あまりにまじめ過ぎた野次馬の軌跡をたどり、
猥雑だったあの頃の雰囲気に浸りましょう!
★本展の詳細は、ここをクリック
石子順造(1928~1977)という名を聞いたことがありますか?
美術評論に軸を据えつつ、マンガ、演劇、芸能、
果ては誰も気にとめない「ガラクタ」の類にまで論の対象を広げた評論家です。
彼は、「表現」と呼ばれる領域を、生活者のレベルから具体的に捉えようと試みました。
本展は、美術館としては例外的に、そんなひとりの評論家を取り上げた画期的な企画です。
多岐にわたるその視点を紹介するとともに、
石子の眼を通じて1960年代から1970年代にかけての、
ひいては日本の文化を眺め、見直そうとしています。
マンガ、ポスター、招き猫、大漁旗・・・
展示会場は、まがまがしくもパワフルです。
日本美術事件史(?)に名を留める、赤瀬川原平の「大日本零円札」もあれば、
つげ義春の伝説の作品「ねじ式」の原画全一話分が初公開されるなど、
見逃せないものがいっぱい。
アングラ映画の上映や、評論家、詩人、学者等によるトークイベントなど、
関連のイベントも興味深いですね。
来年1月、人気映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編が封切りになりますが、
昭和40年代ならば、この展覧会。
あまりにまじめ過ぎた野次馬の軌跡をたどり、
猥雑だったあの頃の雰囲気に浸りましょう!
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